はじめに ー 神経質で不安感の強い息子の子育てをしていました

発達でこぼこ・グレーゾーンキッズ

子どもは何かに夢中になって遊んでいると、
時間が過ぎるのを忘れている時ってありますよね。

大人でもあります。

息子は4歳の頃、図鑑に夢中になって
知っていることをたくさん話してあげるね、とご機嫌で過ごしながら
そのことに夢中になりすぎて、時計を見たら3時10分・・・

「おやつを3時に食べようと思っていたのに!!」
「もうおしまいだ!!」

と、激しく怒って、全部がぶち壊しになった
何もかもダメだと言って
怒っておやつを食べられなくなる時がありました。

その頃、ワンオペ育児をしていた私は
息子が怒り出すポイントが掴めず、
どうやったらそっちにいかずに楽しく過ごせるのか
毎日どこかでビクビクしながら、
一人孤独に悩んでいました。

「こういう状況の時、どんなふうに過ごしたらいいですか?
知っているかたがいたら教えてください!」
と、辛い胸の内を曝け出してSNSに書いたことも何度もあったけど
これだ、と思う方法や、その答えを明確に教えてくれる人には
なかなか出会えずに、せいぜい友達に愚痴を聞いてもらって
なんとか自分の気持ちをなだめるくらいしか方法はありませんでした。

こういった場合、問題を解決するには
やはりお母さんである私が、特性のある子どものこと
そのような子どもとどんなふうに関わったらよいのかを学ぶこと以外に
道が開ける方法はありません。

普通はこうだよね、などの固定概念に囚われてもいけないし
こうあってほしいというこちらの思いを、子どもに強要してもいけないのです。

このケースの場合、お母さんが出来ることは、
少し前から声かけをして、もう少しで楽しみにしている時間になるよ
ということを予告しておく
すぐに見える場所に時計を置いておく
ということが出来たら良いのですが、いつもそんなに先回りできるとは限りません。

周りの大人ができる支援は
・見通しを持たせる
・環境を整える
・本人が自分の意思で選び、自分でしたことだもんねって
 自分の行動に納得できるよう、
物事の選択肢を本人に委ねる

これが大事と言われています。
近年、発達障害に関する情報もたくさん増えてきて、
目にする機会も多くなってきました。

でもワンオペ育児していたら、毎回必ずそのように整えられるとは限らないですよね。

子どもが癇癪をおこしたり、自分の感情がうまくコントロール出来ない時
いろんな感覚が鋭くなりすぎたり、または鈍かったりするのを
自分でどんなふうに改善していけるのか
これらを同時に考えていく必要があります。

お母さんはイライラした声かけをしないでいられる

子どもは自分の感情コントロールを身につけていく

このふたつが両輪になって、家族みんなでだんだんよくなっていく
楽に穏やかに過ごせるようになっていくのが大事かなと思います。

我が家はだんだんと、少しずつですがそうなっていきました。
その方法などをお伝えしていけたらと思います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました